ぼっちの宿命

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  ―翌日― ガタンガタン...ガタンガタン... 俺は今電車に乗っている え?なぜかって? それは俺が高校生であるため 学校にいかねばならんからである 通学のために 電車に一時間乗るのだが これがまた楽しい 学校の授業をサボって 電車からみえる風景を 一日中眺めていたいほどだ そして 今日は気分を変えて いつもとは反対側の景色をみていた 「やっぱ撫子号は速いなー」 俺が今乗っている電車の名前だ 撫子号は一般鉄道なのに 最大時速200kmで走るという快速さの上 なによりどこまでのっても100円という 格安さがもうやばい 「あれ?」 俺は目の前の景色に異変を感じた 「あの建物は...」 白くて大きな建物... これは俺が昨日入ったそれにとてもよく似ていた そういえば小百合が 変な建物が増えているといっていたが 本当だったようだ...
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