1445人が本棚に入れています
本棚に追加
/143ページ
カプセルの中に入ると
体がゆっくりと沈んでいった
超低反発クッションを思い浮かべるとわかりやすい
そうその感覚に似ている
しばらくすると眠気のようなものに襲われた
そして
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の項目を入力してください
・キャラクター名
・性別
・身長
・体重
・電子ID
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
という項目が目の前にあらわれた
えっとどうやって入力するんだろう...
とか考えていると
「イメージするだけでいいわよ!これ、脳波を読み取ってくれるから」
さっきのお姉さんの声だ
きっと先程のカプセルの横に置いてあるモニター
をみながら俺に指示してくれているのだろう
俺はいわれるがままイメージしてみた
.....
よし!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・名前
ゆかり姫♪
・性別
女
・身長
155
・体重
40
・電子ID
********
『以上で間違いないでしょうか?』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
おっと。まだ慣れていないからか機械が
誤作動を起こしたようだ
「うわぁ....」
お姉さんのどこか哀れむような声が聴こえたようなきがするが気のせいだろう
まぁ俺は悪くない
これは機械の誤作動なんだから
「誤作動とかないからね!この機械は正確だからね!」
......
.
最初のコメントを投稿しよう!