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クニはふらつきながら立ちあがった。足を引きずりながら先頭を歩いていく。 「おれの荷物は、ちょっと貸しといてやる。学校に近くなったら返してくれよ。減点されるの嫌だからな」 足首はかなり痛むのだろう。クニは歯をくいしばっていた。ジョージがいった。 「よし、8時までには帰投するぞ。急ごう」 東の空が明るい銀に輝きだしていた。空を夜明けの光が駆(か)けて、新しい一日が始まろうとしている。
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