第9話

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さ「無理!」 要「へぇ~…。携帯いらないんだ。」 さ「携帯はいる。かなりいる。」 要は壁に寄りかかり腕を組む。 要「じゃあキス。頬じゃねぇよ?ほら」 さ「うぅ…」 キスなんて出来ない!! どうしたらいいのさぁ~… さ「携帯返してってば!」 と言う事しか出来ない私。 要「…」 得意のシカトですか。 しばらく沈黙が続いた。体育館に誰もいない事が再確認出来るこの静けさが余計に私を焦らせる。 要「ハァ。帰ってい?」 さ「待って困る!携帯が…うぅ。…………目……瞑って…」 .
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