第25話

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ふとベッドの端にパーカーとハーパンがキチンとたたまれているのが目に入る。 パーカーを取ると、フワッとさくらの匂いがした。 要「ははっ…俺変態かも…」 パーカーの残り香でさえ、さくらを求めてる。 ピリリッピリリッ 着信が短い。 メール…誰だ? 携帯を見ると、みちるからだった。 『今準備室に斎藤陽子が来てる。目当てはさくら。渚が時間稼いでるから、早く来い』 なっ… あいつ!! 何のつもりだ…っ!!
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