39人が本棚に入れています
本棚に追加
斎藤先輩の事でもう我慢限界だったのに、ダメ押しされて涙が溢れてきた。
さ「…っ」
泣きながら一人寮への道を歩く。
ふと、公園が目に入る。
自然と足がそこに向かい、ブランコに座る。
さ「懐かしい…」
キィー…キィー…
さ「お前あんまり使われてないの?錆び付いた音させちゃって…」
ブランコに話かける私って相当危ないかな。
でもこの音が、私の代わりに泣いてくれてるみたいでやけに落ち着いた。
.
最初のコメントを投稿しよう!