第47話

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さ「ごめんね玲菜…」 玲「なにが?はい、お粥貰ってきたよ」 私がトイレで虐められた日から、玲菜も学校を休んでいる。 私が何回か吐いているから、トイレが近い様にと床に布団を敷いてくれた。 さ「ありがとう…。でもまだ食欲無い…」 玲「一口で良いから食べよ?」 さ「うん」 起き上がると、パジャマの開いた所から胸元が見えた。 さ「う゛っ!」 玲「さくら!」 相も変わらず私の首や胸、内太ももにはあの男のキスマークが沢山付いている。 顔もアザがまだ消えず、口も切れたまま。 玲菜が食べやすいお粥を貰ってきてくれても、いつも食べられない。 さ「大…丈夫。落ち着いた…」 玲「吐きたい時も、何も食べてないから吐けないんだよ…」 さ「ほんとにね…あ」 飲もうと手を伸ばしたポカリのペットボトルは空に近かった。 玲「買ってくる」 さ「あ、ありがとう」 いつも玲菜に迷惑をかけてばかりだな… .
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