第48話

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愛「貴久先輩は本当にさくらちゃんの事心配してた…」 玲「………今部活行く前に一回寮に戻ったの。そしたら服がはだけたまま泣き疲れて眠ってるさくらがいて…要‥要って…」 要「俺を…呼んだのか?」 帝は泣きそうな顔で頷く。 貴「俺今日陽子に聞き出すために嘘をついたんだ。まさかそれをさくらちゃんや玲菜ちゃんに聞かれてたなんて…」 仁「斎藤なら電話して聞かそうとか考えそうだな。 ‥で、要は今日見せられた写真の確認をしたのか?」 要「…」 英「したんだ…これで流れがわかったね」 玲「流れ…?」 貴「―…まず今日の昼、陽子は要にさくらちゃんの写真を見せた。 キスマークが沢山ついた部分のアップ写真はカラーなのに、さくらちゃんの顔を写した1枚だけは何故か白黒。 次に陽子は俺とSexをする。陽子に聞き出す計画で俺が利用しようとしたのに、陽子は陽子でさくらちゃんに電話をかけ、俺がさくらちゃんの事を嫌いと言う嘘を聞かせた。 そして要は… さくらちゃんを…襲った…」 愛「さくらちゃんの顔は見なかったんですか?」 愛が震えた声で聞いてきた。 .
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