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ピリリリリッピリリリリッ
貴「…もしもし」
陽〈貴久!?今どこ!!〉
貴久の電話から、かん高い声が漏れる。
要「斎藤か…」
貴「今?会室だよ~?」
陽〈やっぱり!!〉
ガラッ!!
携帯を手に持った斎藤が入ってきた。
陽「貴久返し…要!」
貴「陽子~何を返して欲しいの?」
窓に寄りかかっている貴久は斎藤を煽る。
陽「わかってんでしょ!?ネックレス…あのバカ女騙して盗ったでしょ!!
悪口言ってたんだって!?
って訳わかんない事言って逆らってきた…本当に使えないんだからいつもアイツッ」
貴久に詰めより、胸元を掴む。
貴「あれはさくらちゃんの…だよねぇ要君?」
要「ああ。さくらにやったんだ」
貴「あっそれと!さくらちゃんの暴行未遂写真は、陽子が意識飛んでた時に消去させて貰ったから」
慌てて斉藤は携帯を確認し始めた。
陽「無い…嘘っ‥貴久あの子の事嫌いって言ってたじゃない!!…裏切ったのね!?」
貴「裏切るも何も」
愛「先輩は初めからあなたの味方じゃないです!」
2人の近くにいた愛が斎藤に反論した。
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