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ヴーヴーヴーヴー
こっちも相変わらず。
私の携帯は良く震える。
電源を切っておきたいけど、私にはそう出来ない理由がある。
携帯を手に取って画面を見ると、そこには斎藤先輩の番号が出ていた。
どうしよう
でも要に貰ったネックレス、斎藤先輩の所にあるのなら…
返して欲しい
さ「もしも」
陽〈ねぇ貴久ぁ…早くぅ…〉
貴久？
貴〈俺の質問に答えたら、入れてあげる。〉
確かに貴久先輩の声…。
陽〈だからぁ…貴久はあの子の味方でしょぉ？言ったら私怒られるもん…ねぇ貴久…早く…もう我慢出来な…〉
玲「さくら買ってき…？」
部屋に帰ってきた玲菜にシーッと指を1本口に当て、玲菜に来て来てと手を招いた。
音量を最大にして、玲菜と2人で斎藤先輩と貴久先輩の会話を聞く。
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