第51話

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要「お前、妹いるな?」 幸「妹…?そういや1年の時、来年妹もココ受けるって話てたよな」 設楽は俺を睨む様に見てきた。 碧「だから何だって言うんです?」 要「斎藤の命令を聞き、ファンを使って虐めさせたにもかかわらず、さくらに謝ったりした意味がわかった…。 お前の妹、虐められてるんだろ?」 ソファーに座っている設楽の眉がピクッと上がった。 貴「妹、入学したてなのに悪い噂が流れて友達が出来ない―… 更に状況が酷くならないために君が言う事を聞いている…違う?」 幸「碧っ…ホントなのか!?」 目を閉じて設楽は、両膝に両肘を付き前屈みになった。 要「答えろ」 碧「…やっぱり副会長は気付きましたね」 ハァとため息をし、ポツリポツリと話し始めた。 .
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