第51話

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碧「陽子先輩が…去年誘ってきてセフレになりました。 1年が終わって…春休みの間、陽子先輩の機嫌がかなり悪くなって…。 事情を聞いたら凄く好きな人を盗られたって…」 幸「要先輩の事?」 碧「うん。…それでそのドロボウ猫を痛めつけるから、手を貸してくれって言われて… 最初は断った。そしたら、 妹虐められても良いの? って…」 貴「君はさくらちゃんとクラス一緒になっちゃったしね」 碧「まずはさくらに気がある様に振る舞えって。それで俺のファンが、さくらを嫌いになるから… 始業式の時、俺が行動しないかもしれないと思った陽子先輩は、前もって仲間を使って妹の変な噂を流した… もうやらなきゃ妹は確実に虐められると思ったんだ…」 要「妹じゃなけりゃ、誰が虐められても良いってワケか」 碧「違っ…わない…ですね」 幸「碧…」 西ノ牧が設楽の隣に座り、背中をポンポンと軽く叩く。 ―‥しかし 妹にまで手を出すなんて何て汚い奴。 .
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