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要「とりあえず、さくらの事は松本先生が知った。もう生徒だけの手に終える話じゃないからな。妹の担任は?」
碧「確か…高杉先生だったかと」
よりによって高杉とはな。
貴「これから那…松本先生と高杉先生に会ってくる」
携帯を取り出しながら談話室を後にする貴久を見ながら、設楽は
碧「もしかして…?」
と壁に寄りかかっている俺を見あげてきた。
要「体育館教官室に行った…だけだと思う。今回は」
それを聞くと設楽はハハッと笑った。
西ノ牧は訳がわからないみたいだけど。
要「どんな事情があったにせよ、さくらにキチンと謝れ」
碧「もちろんです!…許してくれないかもしれないけど」
幸「さくらは分かってくれるよ。…なぁ、衛は一切知らないのか?」
碧「言ってないけど、多分…でも今は本田さん以外考えらんないって感じだけどね」
要「本田さんって…」
もしかして本田沙希?
屋上で言ってた本命の子って…
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