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さ「私…の事いらなくなった?」
要がまだまたがっていたけど、私は横向きになって顔を手で覆った。
要「何言って」
さ「だって私がっ」
駄目だ…口が止まらない…
こんな事言ったら益々要の怒りを買うだけなのに。
さ「私が中々ヤラセないから斎藤先輩としたんでしょ?だから私なんかいらないって!!」
要「さく」
さ「だからネックレスだって斎藤先輩にあげたんでしょ!?」
要「!!?」
さ「ハァ…ハァ…出てって…」
要「さ」
さ「出てって!!」
要は静かに私から退き、部屋を出て行った。
―…終わった。
さ「ハハッ…」
嫌われちゃった…
貴久先輩にも嫌われて…
さ「ぅぅっ…っく…」
皆が離れていく…
さ「っ…ふぅ…ひっく」
どうして
どうしていなくなって欲しくない人ばかり
私の周りからいなくなるの
どうして…
どう…し…て…
………
……
…
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