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さ「あ、沙希だ」
体育館に入ると、奥で沙希達がバスケをしていた。
衛「アイツ運動神経良いの?」
さ「抜群。沙希のクラスと当たったらやだなぁ」
碧「よし、負けない為にも練習しよっか」
私達バスケチームは、とりあえず男女一緒に練習しようって事になった。
「ナイッシュー☆」
スリーポイントを決めた私に、チームの女子が声をかけてくれる。
進級してからずっと虐められてたから、こうして普通に女子と話せるのって
すっごく嬉しい!!
さ「ん?」
横からボールが転がってきた。
沙「ごめーん!さくら取ってー」
さ「あぁ沙希のクラスのか。あいよー!」
ボールを取って、投げる。
沙希の隣の女の子がキャッチする。
さ「うわぁ…あの子超可愛い!!あんな子いたんだぁ!!!」
後頭部に激痛が走る。
衛「あ、わり」
さ「遠藤ぉ…あんたねぇ💢」
碧「大丈夫!?頭だし…念のため冷やしてきなよ」
大丈夫だよって言おうとしたんだけど、女の子達も冷やした方が良いって心配してくれたから、素直に保健室に向かう。
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