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さくらの涙を見てから数日が経った。
何であんな所にいたのか、何で泣いてたのか…
何故か聞いちゃいけない気がして、後を追えなかった。
それにあの時はすぐバイトもあったし。
だけど、そのバイトも終わった。
遂に、さくらの誕生日プレゼントを買えたからだ。
傷も治らないままバイトをしたのは、体力的にも辛かった。
だけど…さくらに会えない事や触れられない事の方が凄く辛くて、早く会いたい一心で乗りきった。
貴「じゃ、今日はここまでねー。お疲れ様」
貴久の言葉で生徒会が終わった。俺は素早く帰り仕度をし、生徒会室を出た。
さくらに電話をしようと思ったけど、出て貰えなかったらまたヘコむから、俺はある作戦に出た。
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