第70話

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要「…お前の誕生日」 さ「私の?もう過ぎたよ?」 要「…だから問題なんだろ」 しかしさくらは首を傾げて、本気でわからない顔をする。 さ「きゃっ」 俺はさくらを引っ張り、背中から抱きしめた。 要「俺はお前の彼氏だろ。しかも俺が強制で付き合わせてるのに、彼女の誕生日を知らない、プレゼントもあげないじゃ可笑しいだろう…だからこれ」 そう言ってポケットに入れてたプレゼントを、さくらに渡す。 さ「…え…何…プレゼント…?」 要「金貯めるためにバイトしてて、それで会えなかった」 .
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