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要「遅くなってごめん。誕生日おめでとう、さくら」
さ「…っ」
さくらがクルッと向きを変えて、俺の胸に顏をうずめた。
さ「あり…がとぉっ…」
要「俺の我が侭だっつの」
頭を優しく撫でながら、おでこにキスをした。
さ「ひっく…っく」
要「あんまり抱きついてると襲うぞ?」
けどさくらは更にきつく俺に抱きついて離れない。
さ「大切にするからっ…!本当に…ありがとう」
要「や、本当に誕生日の存在気付かなくて…来年は遅れないから」
さ「来年…えへへ。そういえば要の誕生日はいつ?」
涙でうるんだ目で…俺を見上げるさくら。
俺は自然とさくらの唇に、自分の唇を重ねていた。
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