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さ「何でキス?」
要「…」
さ「スルーしないで;」
要「俺の誕生日は当日言うよ」
さ「それじゃ困る!プレゼント用意出来な」
要「だからだよ。当日さくらが一緒にいてくれたら、それだけで最高のプレゼントだから」
さ「…クスッ」
泣いてたと思ったら、今度は笑うさくら。
要「何だよ」
さ「要だなぁって思って」
要「あ?」
さ「なんでもなぁい」
コンコンッ
さ「!?」
さくらの身体がビクッとしたのが分かった。
???「東堂さん?ちょっと開けて」
さ「寮の先輩だ…さっき玄関で会ったから居留守使えないよぉ」
小さな声でさくらが呟いたのを聞いて、俺はさくらの頭をクシャッと撫で立ち上がり、シャワー室の前へ行く。
さくらは俺が入ったのを見届けると、部屋のドアを開けた。
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