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英「取り合うって言い方は違うけど、美夏への想いがぶつかりあって、それが拳に変わってさ…要は美夏を小さい頃から好きだったんだ」
さ「…え?小さい頃って…幼なじみ…とかですか?」
英「あれ?聞いてない?美夏のご両親、桐生総合病院で働いてるんだ。だから2人は幼なじみなんだよ」
聞いてなーっい!!
幼なじみ!?
なんだこの展開!!!
英「だけど、美夏は俺を見つけてくれて好きになってくれたんだ」
俺を…見つけてくれた―…?
英「要はそれを間近で見てた。好きな人に、好きな人が出来るのを気付かない程鈍くないからね」
そんな…それじゃ要が可哀想だよ…
英「だけど要は…美夏の幸せを願った。だから俺との交際を応援して、要は自分の気持ちに鍵をかけた。美夏には絶対知られない様に」
さ「知られない様に?どうして…」
普通なら相手に伝えたい、知って欲しいって思うんじゃ…
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