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「ちょ、ひでーよ!何で俺だけこんなに魚がちいせえんだよ!」
朝から騒いでいるのは平助君。
隣に座る斎藤さんのお膳を見て零した愚痴らしいけど・・・・
「平助君、皆同じだよ?」
「好乃・・・お前には分からないのか?ほら見ろよ!ここ!!」
「・・・・・・」
よくよく見ると、斎藤さんの魚の尻尾が僅かに長い・・・気もする。
「・・・・平助」
「なんだよ!俺は自分の信念はまげね・・・・・っ!!ひ、じかたさん!」
「お前、今日一日好乃の手伝いしろ」
そんなどすの利いた鬼のお怒りを受けた平助君は、せっせこ私のお手伝いに精を出したのだった。
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