第76話

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さ「…?」 目の前がぐるんぐるんしてきた… 身体も熱くなって…何これ? さ「…これ…お酒…?」 ト「ブーッ。はずれ」 さ「…っ…はぁ…」 なに…すっごく身体が熱い。 それに何か…苦しい… ト「さくらちゃん普段は子供っぽいのに、色っぽい顔するんだねぇ?」 トキが私の口に指を入れてきた。 さ「ふぅっ…」 碧「さくら!!…っ」 さ「やっ…めて…」 トキが私の首にキスをしてる。どうして…?気持ち悪いハズなのに…嫌なのに… 抵抗出来ない…。 ト「ほら」 さ「きゃっ!」 トキが私を押し、設楽がいるベッドに倒れた。 コンコンッ ドアがノックされる。壁がコンクリートなためか音か、良く響く。 ト「やっと来た」 ノックをした主の元へとトキは歩き出す。 碧「さくら…」 さ「…設楽…何か…苦し…ぃよ…」 ???「なぁに?トキまだその女ヤってないわけ?」 えっ―‥? この声。さっき聞いたよ…? さ「高見沢…さん」 高見沢さんは私の髪をひっぱり、私の顔を上にあげさせた。 さ「痛っ」 菫「男が欲しいって顔してる。早く抱いてあげなさいよトキ」 さ「どうし…て?貴方…さっき要と…」 菫「要が会いに行ったのは椿姉さんだから、私は抜けてきたの」 .
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