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菫「私、高見沢菫(たかみざわすみれ)」
さ「あ…。東堂さくらです…」
何だろう…この人。
上手く言えないけど
なんか…怖い。
菫「へぇ。一緒なんだ、花の名前」
さ「あっ…菫と桜…」
菫「あははは!」
いきなり高見沢さんが笑い出して、要を叩いた。
菫「やっだぁ!要。何にも話してないのぉ?」
要「菫…お前には」
菫「関係大ありよねぇ?」
要が睨まれてる。なに?この空気は…
菫「一緒なのは、椿と桜。名前だけじゃなくて……立場もね?」
さ「立場…?」
要「菫!!」
早くこの人と離れたい―…
何でか分からないけど、今の私の心にはそれしか無かった。
思わず私は要の腕の袖を掴む。
それを見てなのか、高見沢さんは更に私を驚かせる事を言った。
菫「そうだぁ。要?これから家に来てよ。最近会ってないでしょ?」
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