第89話

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さ「…本当に明日行くの?」 要「明日はちょうど休みだし、早いうちがいいからな。…さくらが心の準備出来てないならまたにするけど」 さ「ううん…。私も早い方が良い。もう…誰にも、この幸せを壊されたくない」 要の背中に回している手で、要のセーターをぎゅっと握りしめた。 要「…さくら…」 さ「うわっ!ちょっ要っ…」 要がいきなり、首にキスしてくる。 さ「だから外でやめい!!」 要「俺のモンって印…」 さ「…えっ?まさか…!」 今キスマーク付けたの!? 外で…この寮の間近で!? さ「信じらんない」 要「独占欲強いから、俺」 さ「それは存じております…でも」 要「?」 さ「私も、要に負けない位強いんだよ。独占欲…」 そう言って、私は背伸びをしながら要の首にキスをした。 さ「…私のものって印」 要「さくら」 さ「んっ」 要が後頭部を掴みいきなりキスしてきた。 さ「……要っ…」 要「…誘うなよ。ったく」 さ「…はぁ…はぁ…?」  
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