第91話

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さ「あ、ごめん。思わず勝手にベッドにあがっちゃった」 要「…や、そこは別に」 まずい。 俺のベッドにさくらがいる。理性が… さ「良いなぁ、こんな広い部屋独り占め出来て」 くるりと向きを変え、正座を崩した様な女の子特有の座り方で座るさくら。 スカートが短くなり、太ももが見えている。 要「小さい頃は、広すぎて淋しかったけどな」 なるべくさくらを見ない様にして、ベッドから降りる。 要「!?」 背中辺りのシャツが引っ張られたのを感じ、振り向くとさくらがつまんでいた。 さ「隣にいて…?」 無意識な上目遣いほど、色っぽい物は無い。 要「さくら」 さ「ンッ」 気付いたら俺は、さくらを抱きしめキスをしていた。 .
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