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総「さくらちゃんも嫌だ?」
涙目で私を見る総一郎さん。
さ「あ…はい。興味無いし…」
てか私なんかがモデルだなんて、ありえないでしょ。
麗「じゃあー、記念で良いじゃん。折角プロが揃ってるんだからさぁ」
撮影をしている麗さんが、ポーズをとりながらそう言った。
麗「要だってぇ、もーっと可愛いさくらちゃん。見たいでしょお?」
さ「あはは。要はそんな…ねぇ?」
要「写真を外部に出さない条件なら、良いんじゃねぇか?」
さ「はい?」
もしもし要さん。何を言って…
総「はい決まり!この子のメイク頼むよー」
さ「え?うわっ…ちょっと」
私は総一郎さんに背中を押されると、2人の女の人と1人の男の人に連れられ、さっき麗さんが出てきた部屋に押し込まれてしまった。
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