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麗「妹が出来たみたいぃ!」
要「いるだろ。妹」
麗「あの子は私とおんなじタイプじゃないもーん」
まあ…確かに。あいつと麗は同じ姉妹なのに似てないよな。
麗「さ、写真とろっ」
さくらの腕を引っ張り、カメラマンの前に行く。
総「さくらちゃん本当に可愛いね。カラコンと金髪のウィッグが似合う子、あんまいないよ?てかあんなに変わってるなら雑誌に載せても分かんないねー」
要「さくらがどんな格好してようと、俺は分かりますけどね」
総「まぁカッコイイ」
俺は岡村さんと話しをしながら、さくらと麗の撮影を見ていた。
「本当に姉妹みたいだねー」
カメラマンが2人に話しかけながら、パシャパシャと光を放つ。
「さくらちゃん笑ってー」
用意されたソファーに、並んで座る2人。麗は流石だな、自分がどう笑ったら可愛く写るか分かっている。
でもさくらは…
麗「ほらさくらちゃん!笑顔ぉ。にこぉ――っ」
さ「に…にこぉ」
はは。さくら完璧緊張してるな。引き攣ってどうすんだよ。
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