第100話

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お墓参りに行き、モデル体験をした日から3週間が過ぎました… 1度も生徒会室には行ってません。 …図書館にも。 リボンは諦める事にした。渚先輩から貰ったピンクのリボンで、何とか毎日を送っている。 要ともあの日以降、テスト勉強期間という事でメールでしか連絡を取ってない。 暫く会わないと、やっぱり気まずいって気持ちが育つ。 でも、昨日貴久先輩からメールが入り、テスト開始前日の今日の朝、生徒会合宿の資料が出来たから取りに来て欲しいと言われたのだ。 さ「はぁ…」 気が重い。だって不和も合宿にいる… あれ? でももしかしたら合宿に参加しないかも? そもそも不和は生徒会にやる気なんて示してないし。 こないだは私を挑発するためで、夏休みにわざわざ合宿なんて行かないんじゃない!? さ「あ」 淡い期待を考えながら会室の階の廊下を歩いていると、少し遠くに貴久先輩を見付けた。 .
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