第100話

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貴「さくら‥ちゃん…?」 中には2人の… 男女が抱き合っていた。 男の人は英士先輩。抱きしめている女の人の背中を摩っていた。 さ「…何で……?」 英士先輩が抱きしめている女の人は みちる先輩だった…。 貴「さくらちゃんちょっと」 貴久先輩に腕を掴まれ、会室から少しだけ離れた所に行く。 さ「あれって…英士先輩とみちる先輩ですよね?」 貴「…やっぱりそう見える?」 貴久先輩も動揺してるのが分かった。 貴「俺もついさっき来て、あの光景を…」 会室に背を向け、コソコソと小さな声で話す私達。 さ「何で抱き合ってるんでしょうか…」 そんな私達の後ろを、誰かが通りすぎたのを感じた。 ガラッ―… .
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