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美「…え?」
さ・貴「え?」
ドアが開く音と声が聞こえて振り向くと、そこには会室のドアを開けたまま固まった美夏先輩がいた。
さ「美夏先輩!」
貴「美夏ちゃん!あのさ」
美「何…で…?」
英「美夏」
み「違うんだ…美夏!」
中から先輩達が語りかける声が聞こえたけど、美夏先輩は私達の前を走り去った。
瞳に涙をためて。
さ「何で美夏先輩が」
貴「さくらちゃんと同じ理由で呼んだんだよ」
貴久先輩が凄くバツの悪そうな顔をしながら、会室に入って行く。
み「さくら…」
さ「…はようござい…ます」
英士先輩はため息を付いて、みちる先輩の頭を撫でた後会室を出て行った。
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