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「きゃ」
「うわ」
曲がった途端、俺は誰かとぶつかった。
「ごめんなさいっ」
そう言われた俺は前を見ると、青いリボンをした女が立っていた。
「本当に…すみませんでした」
そう謝り頭を下げた女。
「や、俺がよそ見してたから…」
よそ見…か。やばいな俺。
自分が思っているよりも、重症かもしれない。
「あの…？」
そんな俺を見て、女が俺に話し掛け様と時、少し離れた所から誰かの声がした。
「…くらー？」
「あ、今行く！本当にすみませんでした」
どうやらこの女の事を呼んだらしい。
女は返事をすると、もう1度俺に謝り角を曲がって行った。
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