1159人が本棚に入れています
本棚に追加
私は蓮也さんを追い掛ける様にして、その手をぎゅっと掴み引き止める
な、何か言わなきゃ
「し、したいの!」
「急にどうしたんだお前?頭いかれたか?」
したいって何!
もうやだ、穴があったら入りたいよぅ
自分で言ってて訳わからないんだけど…
「此処最近男友達が急がしくて相手して貰えなくて…欲求不満と言うか何て言うか…」
もうやけくそだよ
男友達なんていないけど、これなら軽い関係を求めてる様に見えるよね…?
「その欲求を俺に満たして欲しいって魂胆か?」
「う、うん。べ、別に今日じゃなくてもいつでも良いんだけど…」
「わかった。なら、お前が欲求不満でどうしようもなくなったら連絡して来い。メモ用紙あるか?」
「うん。これ使って」
蓮也さんは私が差し出した小さいメモ用紙とボールペンで携帯番号を書いてくれた
蓮也さんの携帯番号ゲットしちゃった
凄く嬉しい!
頑張った甲斐あったよ。
最初のコメントを投稿しよう!