八、二度目の出会い

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私は蓮也さんを追い掛ける様にして、その手をぎゅっと掴み引き止める な、何か言わなきゃ 「し、したいの!」 「急にどうしたんだお前?頭いかれたか?」 したいって何! もうやだ、穴があったら入りたいよぅ 自分で言ってて訳わからないんだけど… 「此処最近男友達が急がしくて相手して貰えなくて…欲求不満と言うか何て言うか…」 もうやけくそだよ 男友達なんていないけど、これなら軽い関係を求めてる様に見えるよね…? 「その欲求を俺に満たして欲しいって魂胆か?」 「う、うん。べ、別に今日じゃなくてもいつでも良いんだけど…」 「わかった。なら、お前が欲求不満でどうしようもなくなったら連絡して来い。メモ用紙あるか?」 「うん。これ使って」 蓮也さんは私が差し出した小さいメモ用紙とボールペンで携帯番号を書いてくれた 蓮也さんの携帯番号ゲットしちゃった 凄く嬉しい! 頑張った甲斐あったよ。
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