23

10/10
前へ
/32ページ
次へ
「……」 同期は後ろに身を引こうとした。 でもセンセイに指を握られて逃げられない。 「……私」 身体の芯から震えた、皮膚を掻きむしる程度では収まらない。 「ちょっと酔ったみたい……風に当たってきます」 席を立ち、私は玄関に向かった。
/32ページ

最初のコメントを投稿しよう!

534人が本棚に入れています
本棚に追加