はじまり

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そんな由貴の態度に担任は苦い顔をしながら 担「あー、残念だが今は何も持ってないんだよなぁ。なんか考えとくから、お前らまた新学期にな!」 由「えー...もう、ほんとにちょーだいよ先生!じゃー、やることもなくなったし、未来帰ろっか」 未「おう、そうだな」 由「じゃー先生さようなら~」 そういって、手を振る由貴と共に学校を出た。 由「どーする?この後暇?」 未「暇っちゃ暇だけど、俺めっちゃ眠い。」 由「あーそっかあ、じゃ、僕の家来る?」 未「俺の話聞いてた!?」 由「聞いてたよ、僕の部屋で寝ればいいかなって」 未「.....今日、家に誰もいないのか....] 由「せいかーいっ!だから来るよねー?」 これは決して親に見つかるとやばいことがあるからとかではなく、単に由貴が極度のさみしがり屋ってことだ。 だから変な勘違いはしないでほしい。 未「しゃーねえなぁ...」 由「よし、じゃいこー!」
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