はじまり

17/23
前へ
/23ページ
次へ
母「あら、おはよう。なんかちょっと目が冴えちゃって。今日はバイトなの?」 未「ふーん。おう、6:00から。」 母「そう、朝ご飯は?」 未「あーいいや、コンビニの廃棄貰うわ。」 コンビニってこういう廃棄とかもらえるからいいよな。 母「コンビニでばっか食べてたらそのうち太るわよ。」 未「だーいじょうぶ!その分働くから!じゃ、行くわ。」 母「はいはい、いってらっしゃい。」 母に見送られながら俺はバイトへと出発。 このあと俺は意外な事態に遭遇することになる。 そう、 これが俺の悲劇のはじまりだったのかもしれない.......。 --------- 家から歩いて5分ほどのところに俺の働くコンビニはある。 いつもどうりに店の勝手口から入ろうとしていた時だった 未「ん?」 見たことのない奴がレジに立っていた。 .....新人が入ったのか。   教えるのめんどくせえなあ。   それほど気にも留めず、レジにいた奴の顔も見ないで、いつもどうり勝手口から入り、みんなに挨拶をすました。 未「店長、おはようございます。」 店長は見た目25歳の、実年齢30の男。 優しいし、滅多に怒ったところを見たことがない。 店「お、きたきた。おはよう。今日から新人入ってきたから教育よろしくね、早乙女くんって男の子だから。」 ん? さおとめ.....? 未「........へ?」
/23ページ

最初のコメントを投稿しよう!

57人が本棚に入れています
本棚に追加