57人が本棚に入れています
本棚に追加
未「ふわぁ~、俺もう帰りたい.....寝たい...」
大あくびひとつかましながら由貴に話しかける
由「だらしない顔...。僕も帰りたいよ。でも先生(担任)がなんか今日のご褒美くれるっていうから」
未「俺の今の最大のご褒美は睡眠だっつの」
そういって体育館近くのベンチに寝そべろうとした時だった。
きゃあああああああああああああああああ!!!
未「ぎゃッ!?な、なにごとだッ」
由「.....未来、あれだよ、あの....」
そういって由貴が指差す先には、
絵にかいたような美青年がいた。
由「きれいな子だね・・・」
・・・・そう言われておもわず頷いてしまうほど。
つやつやの黒髪、整った輪郭、スタイル抜群の背格好、すらっと高い鼻、潤った唇、切れ長の目。
女子が黄色い悲鳴を上げるのもわかる。
そのぐらい、彼は整った顔と、なにより普通の人と放っているオーラが違った。
最初のコメントを投稿しよう!