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私は正直に成実さんに話をした。
「ホントにそれだけ?」
「色気のない女には手を出さないって。まぁ出されたらブッとばしてやりますけど」
私は殴るポーズをした。
成実さんはそれを見て笑いだした。
「あはは……。気にいった!美由、あんたとはいい友達になれそうだよ!たとえライバルになったとしてもね」
「ライバルって……」
ありえないし。
「おい松本!そろそろ行くぞ」
奥で奥田課長が呼んでいる。
成実さんはすっ飛んで行った。
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