1571人が本棚に入れています
本棚に追加
義春の焦った顔を見て私は笑ってしまった。
しばらく私たちは自分の仕事を片付けていた。
フ~……。あとちょっとで終わる。
ふと義春の机を見るとそこにヤツの姿がなかった。
帰ったのかな?
声もかけていかないなんて水臭い奴め!
すると両手にコーヒーもって義春が入ってきた。
「なんだ。もう帰ったのかと思った」
「そんな薄情な事するか!」
コーヒーを私に手渡す。
義春のコーヒーは美味しいくて、とっても心が落ち着く。
私はふと修さんの言葉を思い出した。
~とっておきの調味料……。愛情だよ~
まさかね。
最初のコメントを投稿しよう!