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「俺も容赦しませんよ」
「あ？」
「課長が美由に指一本でもふれたりしたら今度こそ殴りますから」
「フッ……」
課長はニヤリと笑った。
「この間俺が言った事覚えてるか？」
この間……。
『そのうちお前にライバル宣言するかもしんねーな』
まっ……まさか！
「お前の本気見せてもらうぞ。長谷部は長谷部のやり方で松本を守れ。俺は俺のやり方で松本を守る」
課長の真剣な鋭い目つきに俺は一瞬ひるみそうになった。
その顔はライバル宣言したと思っていんだよな。
「上等だよ。あんたには負けない」
俺は課長に挑戦状を叩きつけた。
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