恋人契約

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「じゃぁ逆も言えるって事ですね」 逆?あーそうゆう事か。 あいつを見るとシュンとした顔をしていた。 そんな可愛い顔するな! 俺は思わずあいつを抱きしめた。 「それは……ない。俺がお前を守るって言っただろ。約束は守る。そんな心配するな」 俺はあいつから離れると顔を見た。 真っ赤な顔をしている。 ふと、俺のS心に火がついた。 「じゃそうゆうわけで今から恋人同士って事で、よろしくな!美由」 俺が名前で呼ぶとガバッと音が聞こえるぐらい思いっきり顔を上げた。 「えっ?今……」 「彼女なんだから名前で呼ぶの当たり前だろ」 俺は平然と言う。 「え……。えっ……?」 アタフタしてやがる。 面白い……。
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