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「あ！そうだ！！」
松本は何かを思いついたように手を叩いた。
「何だよ」
「これからふーみんって呼ぼっと」
は？
「それは却下」
「何で？成実さんは呼んでるのに」
「あいつはいいんだ！言っても聞かないからな。彼女なんだから俺の言う事聞け」
「何で俺様的態度なんですか！」
松本は口を尖らせて抗議してくる。
そんな姿が可愛くて……。
ん？
俺……今何て思った？
「……」
「ちょっと!何で黙ってるんですか？」
「いいから!貴史って呼べ！わかったな！！」
俺はそう言うと自分の部屋戻った。
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