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~美由~
「俺は美由を愛してる。もう一度二人で人生やり直さないか?」
私は壁に体を押し付けられていた。
両手は高山さんに抑えられているため身動きがとれない。
絶対絶命大ピンチ!!
のはずなのに……なんだか心は安心している。
きっと……助けに来てくれる。
そんな予感が私を安心させていた。
「私は……高山さんとはお付き合いできません。お願いだからもうこんな事やめて!」
私は必死に高山さんを説得しようと試みる。
「きっと俺の事忘れちゃったんだよな……。でもすぐに思い出すと思うよ。体は正直だっていうからね」
そう言うと高山さんは私のブラウスのボタンをはずそうと手をかけた。
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