元カレと決着-2

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~貴史~ 俺と長谷部は5階の管理倉庫の前に来ていた。 たしかにここにいるはずだ。 ドアをまわしてみるが鍵がかかっている。 「どうする?」 長谷部が俺に聞いてきた。 「開かなかったら開けるだけさ」 俺と長谷部は一緒にドアを蹴った。 1回、2回 何度か目にやっとドアが開いた。 俺たちは急いで中に入る。 そして俺の目に飛び込んできたものは……。 服がはだけた松本と、その松本にナイフを突き付けてる高山の姿だった。 俺は頭に血が上った。 「……っのヤロー!!」 長谷部が高山に向かって殴りかかろうとする。
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