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蜜兎さんと大広間に行くとそこはまるで別世界のようだった。
「私も色々挨拶とかしないといけないからあまりそばにはいられないけど、立食だから適当に楽しんでてね。貴史もそのうち来ると思うから」
そう言って蜜兎さんは行ってしまった。
私たちはパーティの途中から入ったのでお父様の顔を見る事が出来なかった。
私はとりあえず何か食べようと思い食べ物が置いてあるテーブルに向った。
少し緊張もほぐれたので周りを観察してみる。
さすが世界でも有名な大企業の社長の誕生日だけあって色んな人が来ていた。
あの人は〇〇大臣でしょ?
まさか総理大臣なんて……うそっ!元総理大臣の人じゃん。
あっ!あの人有名な俳優さんだ。
それにしても本当にすごい!!
私は改めて奥田物産の凄さを知った。
それと同時に奥田課長が遠い存在に思えた。
そう言えば課長はどこにいるんだろ……。
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