いきなりの訪問-2

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「なんだ。もう降参か?芝居だったらこれぐらいやらないとな」 いつものようにニヤリと笑う。 わざとだったんだ!! だからってあんな……あんな……っ! 殴ってやりたいけど思うように体が動かない。 「ちょっと!イチャつくのは帰ってからにしてくれる?」 蜜兎さんが部屋の入り口で腕を組みながら言った。 私は慌てて課長から離れる。 もしかしてさっきの見られてた? 「ノックぐらいしろよな」 「したわよノック。気がつかなかっただけじゃないの?それよりもうすぐパーティも終わるわよ。戻ってらっしゃい」 「わかったよ」 課長はため息をつきながら言った。 そして耳元で私に囁いた。 「本当はお仕置きにもう少しオプションつけようかと思ったけど……。今日は勘弁してやる」 私は顔が一瞬に顔が真っ赤になった。 オプションって!! アレよりもヒドイお仕置きってなんなの~!! 心の中で叫んだ。
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