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次が降りる駅なので私は課長を起こす。
「悪りぃ……寝ちまったか」
「肩によだれ付いてませんか?」
「アホか!降りるぞ」
頭をポカッと軽く叩かれる。
そんなやり取りも楽しく思える。
駅を出てあとは公園を抜けるとマンションに着く。
公園に着くと空から……。
「うわ~雪!課長!雪ですよ」
私は久しぶりの雪に興奮してはしゃいでしまった。
「それぐらい分かってる。お前は子供か!」
「どおりで寒いはずだわ~」
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