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今日は一緒に行こうと思っていた。
せっかく同じ部署で働くのだから昼ぐらい御馳走してあげようと思っていた。
「同期と食べるって。ココに皺寄ってる上司とは食べたくないんでしょ。」
ひよりは自分の眉間を指さして言った。
そんな寄ってる？
私は自分の眉間を触った。
「ほら、千恵も待ってるから早く行くよ」
ひよりは先にスタスタとドアに向かって歩き出した。
私は慌ててその後を追う。
「ねぇ行くのは……」
一応念のため聞いてみた。
「もちろん最上階よ」
エレベーターに乗り込んだ私達。
ひよりは迷うことなく最上階を押す。
私たちが向かうのは食堂といっても役員専用の食堂だった。
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