ライバル宣言

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ひよりに私の気持ち伝えて大丈夫かなぁ? ちょっと不安になる。 「さて、課長もいないし行こうか。ロビーで千恵が待ってるはずだから」 私とひよりは千恵の待つロビーへ向かった。 ロビーに向かうと千恵が一人で待って……ではなく男性社員に声をかけられたいた。 「相変わらずだねー」 ひよりは楽しそうに千恵に近づいて行った。 私もその後にゆっくりと歩いて行く。 「千恵!お待たせ」 ひよりが二人の間に割って入っていった。 「というわけでこれから出かけるので今回は申し訳ないのですがお断りさせていただきます」 千恵が男性社員に向かって言った。 どうやら千恵はこの男性社員に飲みに誘われていたらしい。 「岡さんだったんですか?だったら一緒に。俺も同期を誘いますので」 男の人必死だな~。 私は少し離れたところで様子を見ていた。 この二人はモテる。 千恵は上品で知的美人。 ひよりは明るくてそして何よりも胸が武器! 顔が童顔だからそのギャップにやられるのだろう。 とにかく二人は社内でモテモテなのだ。
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