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本棚に追加「お……修さん?」
うまく言葉が出てこない。
私の言いたいことに気が付いた修さんが彼女の横に立って言った。
「美由ちゃんは初めましてだったよね。俺の奥さんの紀夏(のりか)です」
「奥さん……?」
えぇぇぇぇぇぇー!!
「修さん結婚してたんですか?」
衝撃の事実に大きな声を出してしまい慌てて口を塞ぐ。
「あれ?言ってなかったっけ?」
「聞いてませんよ」
そうだったけ?と言いながら頭をポリポリ掻きはじめた修さん。
いやいや誤魔化してもダメだし……。
「もう修どいて!」
奥さんに引っ張られ修さんが後ろに下がる。
「初めまして美由ちゃん。ずっと会いたかったのー」
そう言って抱きついてきた。
クッ……苦しい……。
「あ……赤ちゃんつぶれますよ」
「あら?つい……」
そう言って奥さんは離れた。
なんだか私の周りの女の人って豪快な人が多いな……。
「成実がね。美由ちゃんの話ばっかりしてるから会ってみたかったのよ。あ、私の事はのりって呼んでね」

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