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時はXXXX年、夏。
海で遊び終わり夕方に。オレらは車に乗りみんなでドライブしていた。周りには人気もなく淋しい感じがした。そんな時だ。
健次「なんか雲行き怪しくないか?」
澪「確かにねぇ。大丈夫かな?」
不安は的中した。
雷は鳴り響き風は荒れ雨は洪水のように降りそそぐ。
大輔「こりゃやばいな~、車全然進まねーや。」
真「どうすんだよ!この状況じゃ降りて後ろ押すわけにもいかないよ!?」
確かに水はかなり溢れかえっている。
大輔「う~ん、どうするか?こっちの方あんま知ってるとこないしなぁ?」
恵理子「大輔君!あそこは!?」
恵理子は遠くの方を指差した。
健次「なんだありゃ!?…………………館?」
真「しかもかなり古い造りみたいだね。」
澪「あんな崖のところに建てるなんてなんか怖いよ~」
でもその館一帯は雨の被害には遭っていなかった。
大輔「う~ん、しょうがない。あそこで少し雨宿りをさせてもらおう!」
澪「なんか不気味だけど………ここよりかはマシね。」
健次「オレも賛成!!」
真「右に同じ…………」
恵理子「私もそれでいいと思うわ」
大輔「じゃあ全員一致ってことで荷物持って急ごう!」
そんなこんなでオレらはあの不気味な館へ全速力で走った。まさかあんな恐ろしい事になるとは知らずに…………………。
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